TOEIC 初受験&2 ヵ月で 675 点を取得した勉強法
学生時代にふと思い立ち、2 ヵ月の勉強で TOEIC 675 点を取得したときの方法を紹介します。 (最終的なスコアは 970 点くらいです。リスニングは満点取得経験あり。990 点を狙おうと思った時期もありましたが途中でやめました。)
675 点を記録した際にやっていたことは、ざっくりいうと
- 中学レベルの教科書を繰り返し音読
- TOEIC 対策を 1 冊やった
だけです。
勉強開始時のスペック
- 中学・高校は進学校でもない普通の学校。英語の授業は得意な方で、学校のテストは平均 90 点以上。
- センター試験の英語はほぼ平均点 (120/200 点くらい)
- 受験当時は地方の大学生で、英文科在籍ということでもない
きっかけ
- 大学の長い夏休みのなかで、海外ドラマを字幕なしで見れたらいいなぁ、とふと思い立つ。
- 英語上達完全マップに出会い、これならやれそうな気がして始めてみた。
- 大学にいたネイティブ スピーカーの先生と話す機会があり、もう少しまともに話せるようになりたかった。
やったこと
きっかけに書きましたが、英語上達完全マップというサイト (書籍もあります) にまとめられた方法を主軸にしました。
英語上達完全マップのサイトを見るとわかりますが、真剣に取り組むと相当なボリュームになります。
そこまで根性がなかったので自分なりにアレンジ (ダウングレード) し、以下のメニューのみ抽出した上で、さらにマイルドにしてます。
- 音読パッケージ
- 瞬間英作文
上記にプラスして、TOEIC 対策の本を 1 冊やってます。
- TOEIC 対策
少し掘り下げます。
英語上達完全マップからのアレンジを紹介しているので、詳細は英語上達完全マップを参照ください。
音読パッケージ
取り組み方
音読パッケージでは、音読・リピーティング・シャドウイングを組み合わせて繰り返し (20-30 回) テキストを声に出して読みます。
私の場合は、1 サイクルで 20 回を目安とし、全 5 サイクルで 100 回を目指しました。
1 サイクル中の音読・リピーティング・シャドウイングの配分はその時によって適当ですが、はじめのうちはリピーティング・シャドウイングを多めに行い、しっかり CD の発音をまねるようにしました。
サイクル数を重ねるとだんだん文章を覚えてくるので、時間短縮のためリピーティング・シャドウイングを減らしてます。
教材
英語上達完全マップでも紹介されている「英会話・ぜったい・音読」シリーズを使用。中学英語の教科書を音声 CD 付きで収録したものです。
- 英会話・ぜったい・音読【入門編】 ... 中1-2 レベル
- 英会話・ぜったい・音読【標準編】 ... 中3 レベル
- 英会話・ぜったい・音読【挑戦編】 ... 高1 レベル
【入門編】 は中1-2 レベルなので序盤は特に退屈ですが、一応ここから始めました。
【入門編】 を飛ばして 【標準編】 から始めてもいいかもしれません。
時間の都合上 TOEIC 初受験時は 【挑戦編】 まではたどり着いてません。
初受験後も続けてましたが、【挑戦編】 の途中で飽きてしまい、やり方は踏襲しつつ別の教材にシフトしてます。
教科書レベルを卒業した後は、自分の好きなテキストで同じやり方を踏襲するのがよいと思います。
瞬間英作文
取り組み方
瞬間英作文は、簡単な日本語の短文 (例: 駅はどこですか?) を読み、瞬間的に英文を口に出すというものです。
TOEIC では、リスニング Part 2 で出てきそうな短文です。
また、当時ネイティブ スピーカーと会話することもモチベーションのひとつだったため、瞬間英作文を取り入れてます。
教材
英語上達完全マップでも紹介されている「中学英語で言いたいことが24時間話せる」シリーズを使用。
- 中学英語で言いたいことが24時間話せるパート1
- 中学英語で言いたいことが24時間話せるパート2
これも真剣にやりすぎると飽きやすいため、パート1&2 をすべてやりきることはなかったです。
最終的には、総量の半分くらいは 100 回程度読んでいたと思います。
TOEIC 対策
すでに TOEIC の問題が変わっているため有効ではないですが、以下の TOEIC 対策本を使用しました。
目標レベルが高すぎないもの、リスニング、文法、長文読解のすべてを一通り網羅しているものを 1 冊仕上げるとよいかと思います。
TOEIC 公式問題集を数回繰り返し解くことも勧めたいですが、公式問題集は解説が貧弱なので習熟度によっては厳しいかもです。
- 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4